奮闘する日系材料メーカー
僅か10年ほどで太陽光発電市場は大きく様変わりした。太陽電池材料においても日本勢の占めるシェアが高かったのだが、中国メーカーの台頭とともに競争に敗れ、撤退も相次いでいる。そんななかでも独自性を打ち出そうと奮闘する日系材料メーカーも存在する。
三井化学東セロ、長期信頼性に活路
その1社である三井化学東セロは、1983年に太陽光パネル向けのEVAを商用化した老舗の封止材メーカー。高いシェアを有していたが、市場拡大に伴い、競争が激化、苦戦を強いられている。そこで同社が活路を見出したのが、ポリオレフィン系封止材だ。
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