中国メーカー、不撓不屈の20年
いまでこそ最強だが、かつて中国勢は存亡の淵に立たされていた。しかし危機にも屈さず、商機へと突き進む強さが勝利を呼び込んだのだろう。〝最強中国〟不撓不屈の20年を辿る。
それは2013年3月のこと。中国の太陽光発電業界に衝撃が走った。
業界を牽引し、世界トップにまで伸し上がったサンテックパワーが、債務不履行に陥ったのだ。〝チャイナドリームの権化〟、〝中国太陽光の父〟ともいわれた施正栄氏のCEO退任。その直後のあっけない幕引きだった。
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