多角経営に舵切ったトリナの勝算
太陽光パネル世界2位のトリナ・ソーラー(江蘇省常州市、高紀凡会長)が事業の多角化に乗り出す。パネルとPCS、架台一式をパッケージ商品として提供するほか、IoTプラットフォームの開発も進める。
2014年から15年にかけ、太陽光パネルの年間販売量世界首位の座に君臨したトリナ。16年にその座をジンコソーラーに譲ったが、17年の販売量は、前年比45%増の9〜9.2GWで、ジンコに次ぐ世界第2位につける。ジンコの年間販売量が9.8GWであり、同3位の加カナディアン・ソーラーが6.8GWである点に鑑みれば、依然としてトリナ製パネルの人気は高く、今年世界首位の座に返り咲いたとしても不思議ではない。
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