〝最強中国〟の実相と趨勢

未来を牽引するメーカー3社『太陽光で北京に青空を次代を拓く〝三極司〟』

パネル原価W20円台へ ロンジが仕掛ける単結晶革命

[太陽光パネル]

ロンジソーラーの李振国会長は、3年内に単結晶シリコン型パネルの製造原価をW20円台まで下げると明言した。実現すれば革命が起こるかもしれない。

「太陽光発電のコストを下げて北京に再び青空を」。それが〝最強中国〟の事業理念だ。では、太陽光パネルとPCS(パワーコンディショナ)に蓄電池。各事業域を極める3大公司(企業)の実力やいかに。

いま中国で最も勢いのある太陽光パネルメーカーはどこかと問えば、恐らく業界関係者の多くはロンジソーラーの名を上げるだろう。同社は2014年末にレリーソーラーを子会社化し、太陽光パネルの生産に着手すると、15年にはパネルを0.9GW、16年は2.3GW中国国内で販売。17年には国内販売を4.2GWまで伸ばし、トップに躍り出たのである。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の特集

一覧を見る