②世界太陽光発電
100GWの大台突破も顕在した中国1強の脅威
世界の太陽光発電導入量がついに100GWに到達したようだ。FITからPPA(電力購入契約)や自家消費へと進化し、太陽光発電産業は自立の時を迎えた。だが、中国1強の供給体制による歪みが早くも顕在化してきた。
太陽光発電市場を調査する米SPVマーケットリサーチは2017年11月、世界の太陽光発電導入量が太陽光パネルの出力換算で17年は前年比32%増の95GWに達すると予想した。中国52.2GW、米国15.2GW、インド10.4GW、日本6.6GWと内訳も公開、実に50%以上のシェアを占めた中国が市場を牽引したと報告している。
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