グローバルマーケット
中国、米国で導入倍増 世界PV市場70GW突破か
2016年、中国の太陽光発電市場が急膨張した。FIT価格の減額改定に伴う駆け込み需要が発生し、半年で実に20GW以上、通期で前年比倍増の30GWを突破したという。米国市場もほぼ倍増で推移し、太陽光発電の世界導入量70GWを超えた模様だ。だが、17年は一転、縮小に転じるとの予想もある。どう動くのか。
再生可能エネルギーの市場調査を手掛ける米メルコムキャピタルは2016年11月、16年の太陽光発電の世界導入量が前年比48%増の76GWに達すると予想した。中国が同比2.1倍増の31GWへ急増し、米国も1.8倍増の13GW、日本は横ばいの10.5GWと予測。中国、米国、日本の3ヵ国が世界市場の70%以上を占めたと見る。
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