蓄電池併設
ついに動き出す!! 系統の短周期対策は蓄電池で解決か
その激しい出力変動から〝暴れ馬〟とも揶揄される太陽光発電。制御するには〝手綱〟が要るが、その最有力候補が蓄電池だ。住宅用では自家消費を目的に利用が進みつつあるが、大規模発電所では、系統問題の打開策として蓄電池を併設する動きが出てきた。
北海道では、出力2MW以上の大規模な太陽光発電を系統に接続する場合、必ず蓄電池を併設しなければならない。北海道電力が、太陽光発電の出力変動による系統周波数の影響を系統側の調整力で補えなくなるためだ。経済産業省は2013年4月より、再生可能エネルギーの出力変動緩和対策として、北電管内の2MW以上の特高発電所に限って、再エネ事業者に蓄電池の併設を義務づけた。
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