事業性評価
もはや過去の遺物? 見えてきた無制限リスク
杓子定規にリスク最大で見積れば、売電収入はゼロになってしまう。2年前に7電力地域でルール化された無制限・無補償の出力抑制に多くの事業者が悩まされてきた。だが、最近になって、少しずつそのリスクが見えてきた。無制限抑制とどう向き合うべきか。
「出力制御補償サービスは、1年前の〝古新聞〟だ」。
そう表現するのはエクソルの鈴木伸一社長である。
エクソルが顧客に出力制御補償サービスの提供を開始したのは2015年7月。当時は無制限抑制に対するリスク回避の有効な手段として、注目を集めた。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です