IoPVの真骨頂! VPPで太陽光電力を〝使う〟
蓄電池やEMS(エネルギー管理システム)も使って、太陽光電力を有効活用していく。これこそIoPVの真骨頂だ。VPP(仮想発電所)の現状をまとめた。
VPPとは、太陽光発電設備や蓄電池、EMS、燃料電池、省エネ機器、EV(電気自動車)など、分散型のエネルギー関連設備を、インターネットを通じて包括的に制御し、あたかも1つの発電所のように機能させること。発電側だけでなく、需要側も制御できるため、ピークシフトが可能になり、電力需給バランスの平準化が実現する。つまり、目的は、「普及した再生可能エネルギーを安定的かつ有効に活用していく」(経済産業省)ことであり、ひいては太陽光発電の導入拡大である。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です