識者に訊く
「太陽光は地域資源 住民を巻き込んだ産業連環を」
名城大学 経済学部産業社会学科 井内尚樹 教授
日本の太陽光発電市場を黎明期から支えてきたのは、地域の中小企業と言っても過言ではない。だが、FITバブルの終焉に伴い、経営環境が悪化し、倒産情報も相次ぐ。これからの成長のカギは〝地域〟だろう。そこで自然エネルギーと地域産業に詳しい名城大学の井内尚樹教授に話を聞いた。
いまやエネルギーは買うものではなく、つくるもの。ドイツの代議士だったヘルマン・シェーア氏が『エネルギー民主主義』とよく言っていたが、エネルギーが民主化されると、住民一人ひとりがつくるようになる。
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