黒田精工、PPAを導入
二酸化炭素削減が目的
精密機器メーカーの黒田精工(神奈川県川崎市、黒田浩史社長)は、太陽光発電設備のPPAモデルで再エネ電力を購入している。二酸化炭素排出量の削減を目的としつつ、中長期的な電力代の低減効果も期待しているようだ。
2020年5月、同社のかずさアカデミア工場(千葉県君津市)の屋根に設置された第三者所有モデルの太陽光発電設備が稼働した。太陽光パネル出力が552.8kW、パワーコンディショナ出力400kWの設備で、所有するPPA(電力売買契約)事業者は三井住友ファイナンス&リース子会社のSMFLみらいパートナーズである。同社はPPAのもとで太陽光電力を使い始めた。同工場での年間電力使用量の12%程度を賄える見込みだ。
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