O&M時代始まる

「住宅用太陽光は不具合3割超 メンテフリーは安全神話」

太陽光発電所ネットワーク(PV-Net) 都筑建 代表理事

「メンテフリー」のイメージが抜けきれず、依然としてオーナーの意識が高まらない住宅用太陽光発電設備のメンテナンス。218万の住宅用太陽光オーナーに警鐘を鳴らすPV-Netの都筑建代表理事が実態を語った。

私たちは、2006年頃から住宅用太陽光発電設備のメンテナンスの重要性を訴えてきました。実際08年から09年にかけて産総研(産業技術総合研究所)と調査したところ、1993年から06年までに住宅用太陽光発電設備を設置した483戸の住宅で、パワーコンディショナと太陽光パネルの不具合発生率が31%に上っていることが判明しました。

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