日本の施工費はまだまだ高い 電力ルールは単純な仕組みに
自然エネルギー財団 トーマス・コーベリエル 理事長
2016年の世界における太陽光発電市場の最も重要なトレンドは、コストが大幅に下がったことだ。当初はkWhあたり5米セント(約5円)相当だった発電コストが、暮れには3米セントか、それ以下になった。ただし、これは中東や南米など日射量の多い地域での価格だ。日本や欧州の気象条件なら5~6米セントが適正だと思うが、現在の日本のコストは、それよりもさらに高い水準にある。
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