苦闘する太陽光専業企業
改革を断行したエクソル
太陽光専業企業として、製品の設計・開発から卸販売、EPC、O&Mまでワンストップソリューションカンパニーを標榜するエクソル。2016年5月期決算は最終赤字に陥ったが、成長軌道に向かう改革を進めているようだ。鈴木伸一社長に話を聞く。
──16年5月期は売上高が前期比約3割減の327億60百万円と厳しい1年だったように見えます。
確かに売上高は下がり、前々期は大幅黒字だったが、前期は赤字となった。(赤字額の)詳細は公開していないが、我々がこれまで積み上げてきた剰余金などからすれば、問題となるような額ではない。あくまで一過性であり、在庫の評価損を計上するなど、あえて赤字幅を積み増した分もあった。実力ベースの赤字額は売上比1%程度だろう。
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