福島、再エネ100%実現に本腰
未曾有の原発事故で甚大な被害を受けた福島県は、再生可能エネルギーの導入拡大に意欲的だ。だがここ最近は伸び悩んでいる。どう動くのか。
福島県は2012年3月に改訂した『福島県再生可能エネルギー推進ビジョン』で、2040年を目途に県内のエネルギー需要の100%を賄える規模の再エネを導入するという野心的な目標を掲げた。具体的な再エネの導入規模は発表していないが、26.6%を達成した15年度の大規模水力発電を含む再エネ発電設備容量は約5GW。単純に試算すると実現させるためには、恐らく19GW相当の再エネ設備を県内に設置する必要があるだろう。
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