地場農業再生の切り札
三重・小掠緑化の営農型太陽光
基幹産業である農業の再生こそ地方創生の柱であろう。それだけに営農と太陽光発電の両立を図る営農型太陽光への期待は大きい。いち早く始めた三重県菰野町の小掠緑化には全国から見学者が訪れ、6000人を超えたという。小掠三八氏に先駆者の声を聞いた。
タマリュウや芝桜を生産する農家の小掠氏が3・11をきっかけにつくった『小掠緑化太陽光発電』。「必要な電気を自分でつくりながら営農を続けたい」との思いから、出力497kWの同設備を建設し始めたのが12年4月だから、農林水産省による一時転用認可の規制緩和が行われる前だった。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です