日本縦断PVツアー

関西から拡散した市民共同発電所

FIT後押しも普及はこれから

地域住民が主体となって運営する『市民共同発電所』。日本でもFIT以前から少しずつ建てられてきたが、1997年に京都議定書が採択されたこともあって、関西で活発だったらしい。その潮流はいまも脈々と続いているようだ。

「再生可能エネルギーは昔から様々な形で活用されてきた。例えば、風の力を使った帆船や農業用風車、水の力を使った粉ひき。あらゆる場所に存在するが、資源密度は薄い。つまり小規模・分散型が再エネの在りようだ。そのとき、住民や自治体、あるいは地域に根差した企業・団体など地域が担い手となることが特性からして適している」。

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