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鳥取再エネ振興 5年目の挑戦

太陽光電力販売が足掛かり

地域産業の衰退による労働人口の流出は地方都市の根深い問題だが、鳥取市は再エネの産業振興で打開を狙う。足掛かりは鳥取ガスと始めた電力小売りだ。市勢の悪化に歯止めをかけられるのか。

鳥取市が所有する出力500kWの『市営大規模太陽光発電所』。発電した電力はとっとり市民電力を通じて市内に供給される。

鳥取市はかつて〝トリサン〟の企業城下町だった。トリサンとは三洋電機の子会社、旧鳥取三洋電機の略称だ。同社は1966年から市内で白物家電を量産し、90年代は売上高2000億円、3000人以上の社員を抱える大会社だったため、市内には下請けの中小企業が林立していたのだ。

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