【IPP(発電事業者)】
発電事業者が示した24円開発の打開策
電力会社による無制限抑制と買取り価格の減額改定で市場は停滞ムード。収益性を見出せずに撤退する発電事業者も増えてきたが、気骨あるプレーヤーは新規開発に意欲的だ。彼らの創意工夫に迫る。
「発電事業は成熟した。パネル価格が下がったとはいえ、新規開発は厳しい」。ある発電事業者は肩を落とす。
確かに、買取り価格は年々減額され、無制限・無補償の出力抑制によって事業リスクが拡大し、対象の電力地域では銀行融資を活用できずに新規開発が停滞している。あるいは、上位系統の工事費負担金の増加も開発を難航させている要因のひとつだろう。それでも、新規開発に意欲的な発電事業者もいる。
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