O&Mの7つ道具
発電事業者に有効なO&Mサービスを提供するためには、機器を使いこなせなければならない。重要な7つ道具を紹介する。
1 遠隔監視システム
太陽光発電所の発電データを遠隔から計測し、発電状況を常時確認するための設備。異常時はアラートで知らせてくれる。遠隔監視システムを導入していない事業者は、発電所の運転停止に気がつかず、多大な売電損失を被ることもある。
システムの性能差は計測の細かさ。PCSの発電量だけではなく、ストリングやパネル1枚の発電量まで測れるものもある。ただ費用対効果の観点から、細かい測定が必ずしも有益とはいえない。価格は、性能や発電所の規模によって異なるが、メガソーラー向けのシステムは100万円を超える。
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