「CIS太陽電池はまだ発展途上 東北工場は商業生産へ向けた最終段階に」
ソーラーフロンティア 栗谷川悟 取締役 副社長執行役員 最高技術責任者
「技術そのものが発展途上だから理想形さえ、まだ見えていない」。ソーラーフロンティア最高技術責任者の栗谷川悟副社長はCIS太陽電池のポテンシャルをこう表現した。東北工場の量産を控える同社の技術的展望とは。
「2015年はR&DのR(研究)の領域で大きな成果を残した1年だった」。栗谷川副社長は振り返る。
昨年12月、同社は研究開発レベルでのセル変換効率22.3%を達成したと発表。薄膜系太陽電池として世界最高記録を実現したのだ。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です