太陽光はこれからが踏ん張りどころ 大義を胸にモノづくりの力で乗り越えよ
太陽光発電技術研究組合(PVTEC)名誉顧問 桑野幸徳氏
1979年にアモルファスシリコン太陽電池で世界初の工業化を成し遂げ、92年に国内初の系統連系を実現、長くPVTECの理事長を務めた業界のリーダー、桑野幸徳氏も、かつては関西のメーカーでモノづくりに情熱を燃やしていた。氏が熱く語った。
日本の太陽光業界には、この数年間、FITという時限的な推進力が働いていたので、それだけを目的に事業を進めてきた企業はこの先厳しくなるだろう。だが目先の利益だけではなく、エネルギー問題、環境問題に目を向け、大義を持って取り組む気概のある企業は、まだまだ成長できる。
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