信越化学工業、ゴムシートシリコーン封止材を開発
高耐久性、耐PIDを実証
信越化学工業と産総研は6月22日、信越化学工業が開発したシリコーン封止材を用いた太陽電池モジュールの各種評価試験を行い、高耐久性や耐PID効果を確認したと発表した。EVAが主流の封止材市場で、シリコーンは優位性を打ち出せるのだろうか。
無機と有機の性質を兼ね備えるシリコーンは、耐熱性や難燃性、また温度によって性質が変化しにくいなどの特徴を持つ。太陽電池モジュールの封止材としても使用されており、奈良県の壷阪寺で32年にも亘って発電を続けるモジュールに使われた実績もある。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です