日本最北端 風の町、稚内の願い
日本海とオホーツク海に囲まれ、通年、風が臨める稚内。2017年に稚内の風力発電は100万kWを超える見通しだ。この発電能力を活かすには、大量消費地への送電と、地産地消両方を進める必要があるという。稚内市の工藤市長に聞いた。
「オリンピック効果を地方にも。2020年に向けてエネルギーの地産他消と地産地消を実現させたい」―工藤広 稚内市長
97年のCOP3京都会議で、二酸化炭素の排出量削減が盛んに話し合われた頃、この東京から遠く離れた稚内が、どうやってそれに貢献できるか考えた。年中通して強い風が吹く気候を活かしてCO2が削減できたら素晴らしいことだと。最初はとても純粋な気持ちで風力発電を始めました。
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