九電が明かした接続保留の内実
9月24日、再生可能エネルギーの接続回答を翌25日から突然保留すると発表した九州電力。太陽光の接続申し込みが殺到し、7月末時点で管内の再エネの接続契約申込量が1260万kWに達したため、すべて受け入れると電力の安定供給が損なわれる恐れがあるとして契約申請済みのものまで一部保留の対象とした。
同社は九州各地で説明会を開催して理解を求めたが、発電事業者からは反発の声が止まない。九電は最大限再エネを受け入れる姿勢だが、どのような対策を講じているのか。電力輸送本部副部長兼給電計画グループ長の深川文博氏と経営企画本部長期エネルギー戦略グループ長の水町豊氏に聞いた。
──貴社が発表した資料だけでは、再エネを受け入れるために、どの電源をどのように調整しているのかよく分からない。
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