【インタビュー】
「施工・販売から設備まで自前主義でコストを下げていく」
サニックス 宗政寛 取締役副社長 執行役員
〝アンダー50〟で存在感を高めているサニックス。出力10kW以上50kW未満の小規模産業用に特化し、今年3月期は、産業用太陽光部門の売上を520億円まで伸ばした。だが、今期は着工遅延が相次ぎ上期は赤字を計上した。どう巻き返しを図るのか。宗政寛副社長が語った。
上期に利益が上がらなかったのは、系統連系の問題です。売上は完工後に計上されるので、電力会社から連系の許可をもらえないと、着工が遅れ、売上は下がります。前期から今期にかけては施工人員や営業人員を増やしたり、物流拠点やPCS(パワーコンディショナ)工場を新設したり、先行投資してきたので、固定費が増えていました。売上が計画を下回ったので、上期は赤字となったのです。
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