新電力の熱気と現実

昭和シェル石油が示した電力小売の現実と可能性

電力小売で先行している昭和シェル石油。出力20万kWの火力電源を保有して電力小売へ展開しているが、全面自由化後の事業性や市場動向をどう見ているのか。

同社が電力小売に本格参入したのは2010年。新電力会社の届出を提出すると、10年3月には東京ガスと共同で横浜市鶴見区に40.71万kWの天然ガス火力発電所『扇島パワーステーション』を建設。同年7月には2号機を稼働させ、合計81.42万kWに対する出資比率分の約20万kWの火力電源を確保した。

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