56GWバブルの内幕をあばく

国内最大級230MWプロジェクト、今夏着工へ

「自治体協力」「事業理念」「企業連合」「証券化」が推進

岡山県で出力230MWという日本最大級のメガソーラー建設が今夏にも着工する。総工費1000億円という前代未聞のプロジェクトであるだけに、様々な障壁があったことは想像に難くない。2年に及ぶ開発、その間、推進力として機能したのは何だったのか。

瀬戸内市が、約500haの塩田跡地に大規模な太陽光発電所を建設するという壮大な計画を掲げたのが2012年7月。プロポーザル方式の公募によって事業者に選定されたのは、くにうみアセットマネジメント(東京都千代田区、山崎養世社長)を代表に、ゴールドマン・サックス証券、東洋エンジニアリング、日本IBM、NTT西日本、自然電力、ジャーマン・インターナショナルの7社による企業連合体だった。

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