56GWバブルの内幕をあばく

電圧変動問題、解決の切り札か!

東電、力率90%制御を高圧事業者に一律提案

系統連系の最も末端で起こり得る問題。それが電圧変動である。太陽光発電の導入拡大によって、急速に顕在化してきた。これまでプロジェクト毎に力率調整などの電圧変動対策を講じてきたが、東京電力が高圧連系で太陽光発電事業を検討している全ての事業者に、電圧変動対策を求め、解決に動いた。

東京電力は5月19日、ホームページ上に『高圧電線路に連系する際のお願い』を公開。6月2日以降、出力50kW以上の高圧太陽光発電所の事前検討または接続検討をする場合、PCS(パワーコンディショナ)の力率一定制御機能を採用し、力率を0.9(90%)に一律調整してもらいたいとの要望を明らかにした。

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