システム価格14万円/kWを実現する独架台メーカーの役割
シュレッタージャパン ドミニク グリュッツナー 社長
日本では、土木や接続費用を除いた1kWあたりのシステム価格は現状28万円程。一方ドイツでは14万円を割る程度までコストが下がった。双方の賃金比較を見てみると人件費は変わらないどころか、ドイツの方が高い。14万円という価格の理由は何なのか。シュレッタージャパンのグリュッツナー社長に聞いた。
何点か考えられますが、まず工事業者に支払うコストがドイツの方が安い。運送費もドイツの方が安いですね。あとは気候条件。雪・風ともにドイツの方が穏やかですから、日本の気候に耐え得る製品をつくろうとすると、どうしてもシステムコストが高くなる。そういう要因もあって日本のシステム価格をドイツのレベルまで下げるのは難しいと思います。
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