32円時代のシステム選び

[商社2強の成長戦略]

住宅用太陽光システムの卸販売で双璧を成すエクソルと高島。全量売電市場の拡大に伴い、10kW以上の産業用で業績を伸ばしているが、いまなお住宅用市場で確固とした地位を築き、存在感を高めている。コスト競争が激化するなか、両社が描く成長戦略とは。

「商社からEPC、そしてメーカーへ 業態変革の時期が来た」 ―エクソル 川勝一司 社長

エクソルは、2014年5月期の売上高が前期比約67%増の461億円と好調に推移した。太陽光システムの出荷量は、10kW未満の住宅用こそ55MWと前期割れしたが、10kW以上50kW未満は77MW、50kW以上1MW未満は32MW、1MW以上は134MWと、いずれも前期の実績を上回り、総出荷量は前期比約2.2倍の296MWに達した。

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