「メガソーラー開発を継続しつつ、不動産事業に力を注ぐ」
芝浦グループホールディングス 新地哲己 会長
一気通貫体制を武器に、これまで50MWを超えるメガソーラーを完成させた芝浦グループホールディングス。経営トップの新地哲己会長に、今後について話を聞いた。
36円案件は当初70MWの獲得を目指していたが、適地が少なかったことや、系統連系の問題から30数MWにとどまった。案件のなかにはもう出来上がっているのに、バンク逆潮流対策待ちで売電できない発電所もある。それに、逆潮流はOKですよと回答があって進めていたが、変電所から次の変電所に送るところの増強が必要で、最低でも億単位の追加投資が必要になると言われたこともある。〝180日ルール〟も策定されたが、一番の問題は電力会社の受け入れ体制だろう。受付は済ましたが何にも進まない状態で止まっている案件も多い。だから、着工して何か月以内に完成させますよというところだけを受付する形に変えればいい。出来なかった場合は取り消されると。
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