予測②[日本マーケット]
「メガソーラー開発、300MW射程 PPS本格参入に向けアライアンス模索」
オリックス 錦織雄一 執行役 事業投資本部長
国内のメガソーラー市場が活況を呈し、発電事業への新規参入が相次ぐなか、太陽光発電所を継続的に開発・運営していくIPP(独立系発電)事業者が存在感を高めている。その代表格といえるのがオリックスだ。
同社はバイオマス、地熱、風力といった太陽光発電以外の再エネ(再生可能エネルギー)発電事業にも進出し、PPS(新電力会社)として電力小売事業に取り組む姿勢を打ち出している。
そこでIPP事業の展望、そして電力小売事業の可能性について、事業トップの錦織雄一執行役事業投資本部長(14年1月1日付で常務執行役環境エネルギー本部長に就任予定)に訊いた。
メガソーラープロジェクトは、手堅いところでおよそ40ヵ所、200MW超の事業機会を得ました。実務ベースでは、目標の300MWが想定より早いペースで視界に入ってきている。(300MWのなかには)自社グループで進めていくものもあるが、九電工さんやJFEエンジニアリングさん、シャープさんといったパートナー企業との共同案件もあります。
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