プレミア最後の3年目が始まる

予測④[中国メーカー]

「EPC、IPPで稼ぐ 目指すはワンストップソリューションプロバイダ」

ETソーラーグループ シェン・ロン(沈栄)ヴァイスプレジデント

ライバルたちが次々と凋落した2012年でも、ブレークイーブンを維持した中国勢がいる。彼らに共通するのが、モジュール製造に止まらず、PCS(パワーコンディショナ)や架台といったシステム提供、さらにはEPC(設計・調達・建設)や発電所開発まで展開するという〝ワンストップソリューション〟だ。
13年、念願だった最終黒字を見込むETソーラーグループもそのひとつ。利幅が望めないモジュールに見切りをつけ、ダウンストリーム(下流)で稼ぐ手法が主流となるのか。
ETソーラーグループのシェン・ロンヴァイスプレジデントに訊いた。

シェン氏は「我々が目指したのが、ワンストップソリューションプロバイダだ」と語る。

05年設立の同社、09年まではセル・モジュールを中心に、少量のインゴットを自社生産するというのが彼らの業態だった。

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