短期間で客観的に寿命を測れ
「複合加速試験でリアルかつ、より速い劣化を生みだす」
産業技術総合研究所太陽光発電工学研究センター 太陽電池モジュール信頼性評価連携研究体 連携研究体長 増田淳 工学博士
日本にも様々な国籍を持つ太陽電池が溢れ始めた。その多くが20年、25年の出力保証を謳うが、そもそも寿命を測る試験法すらいまはない。ではどんな試験をすれば、太陽電池の長期信頼性を特定できるのか。モジュールの信頼性向上、長寿命化、そして信頼性試験法の開発を目指した産総研コンソーシアム、その中心メンバーである増田淳氏に聞いた。
4年半にわたるコンソーシアムを通じて、私どもが目指したのが、信頼性の高い長寿命モジュールを開発することで、コスト低減を促し、安全・安心までつなげる。そして信頼性試験方法を開発することでした。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です