千葉県山武市で営農型発電事業
一時転用のカギは〝裏付けデータ〟
いま国内の太陽光発電マーケットで脚光を浴びている市場の一つが農業分野だろう。なかでも〝ソーラーシェアリング〟。営農を続けながら発電事業を手掛ける『営農型太陽光発電所』は、2013年3月末に農林水産省が一時転用を認めたことをきっかけに導入機運が高まっている。だが、そう簡単に始められるのだろうか。
今年1月に千葉県山武市で一時転用許可を取得した出力48kWの営農型太陽光発電所が稼働した。販売・施工に携わったのは、近畿北都住設グループのアルバテック(大阪市北区)。同社が丸文(東京都中央区)と共同開発した低圧用の営農型太陽光発電パッケージを活用した第1号の発電所だ。
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