小規模分散でリスクヘッジ
GPRの発電事業モデル
太陽光発電所の建設が進むなか、より大規模な発電所を開発しようと躍起になるIPP(独立系発電)事業者が多い。しかしメガソーラーともなれば、土地探しは容易ではなく、資金と時間もかかる。ならば出力50kW未満の低圧発電所を複数開発してみるのはどうか。主に小規模発電所を40ヵ所抱え、発電事業を展開するGPRグループの取り組みを見てみよう。
全国33ヵ所でセルフ方式のGS(ガソリンスタンド)を運営するGPRグループが、太陽光発電事業に参入したのは2010年。遊休資産の有効活用と新規事業の一環で、余剰買取り制度を活用して太陽光発電事業に着手した。
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