市場拡大で競争激化
国内メーカーの生存戦略
活況の定置型蓄電設備市場で競争が激化した。海外メーカーが相次ぎ参入するなか、国内メーカーはどのような戦略を描いているのか。
2023年度の住宅用蓄電設備の出荷台数は前年度比20%増の18万台に達しそうだ。これについて、オムロンソーシアルソリューションズエネルギーソリューション事業本部事業開発本部マーケティング部の湊惇朗戦略グループマネージャは、「コロナ禍が落ち着いて販売会社が営業を強め、既設住宅向けが大幅に伸びたのだろう」と分析する。そして同社では、製造委託元が大幅に販売を伸ばしたこともあり、蓄電設備の出荷台数は前年度比約4割増の4.5万台を超える見込みだという。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です