安全性で顧客の要求を超える
再起をかけるダイヤゼブラ電機の開発思想
住宅用ハイブリッドPCSのトップの座から凋落したダイヤゼブラ電機が、再起をかけて動き出した。
住宅用蓄電設備製造のダイヤゼブラ電機にとって2023年度は厳しい年だった。部材の調達に苦戦し、21年後半から工場の稼働率は激減。ほぼ生産できない状況が半年以上続き、顧客が離れた。調達先と交渉し、22年末にはフル生産体制を整えたが、顧客離れが尾を引き、23年度のハイブリッドPCS(パワーコンディショナ)出荷台数は前年度比2割減の3.7万台まで落ち込む見込みだ。
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