❺[産業用・系統用蓄電設備]
系統用や併設型が開花へ 産業用は雌伏の時か
中・大型の産業用蓄電設備や系統用蓄電設備の導入機運が高まるなか、特に系統用蓄電設備の需要が急速に拡大しそうだ。国や東京都の補助事業に加え、『長期脱炭素電源オークション』が始まる一方、調整力を取引する需給調整市場が全面開設し、系統用蓄電所の建設計画が相次ぐ。ただ系統連系工事に時間を要する案件も多いだけに、まずは高圧案件から稼働し、2025年以降に特別高圧案件の運転が本格化するだろう。
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