【PR企画】 カケフ住建
制度改定で人気上昇! カケフ住建のPCS架台
使用前自己確認の範囲拡大によってPCS架台にも構造計算書が求められるようになり、カケフ住建のPCS架台が注目されている。どのような製品なのか。
金属総合加工のカケフ住建(岐阜県可児市、掛布拓雄代表)が、2019年に発売したPCS(パワーコンディショナ)用の鉄製架台の販売を伸ばしている。特に23年3月以降、受注が増え、累計出荷台数は1500基を超えた模様だ。
背景にあるのは、出力500kW未満の太陽光発電所を開発する発電事業者にも使用前自己確認を義務づけるという制度の改定である。500kW未満の発電事業者はPCS用の架台も含めて構造計算書を用意しなければならなくなり、即席の簡易な架台ではなく、メーカーの製品を導入せざるを得なくなったのである。
それだけに、同社は製品に汎用性を持たせた。中・ファーウェイやサングロウ、独・SMAやイスラエルのソーラーエッジテクノロジーなどのPCSに対応させるとともに、PCSのサイズに応じて架台のサイズを柔軟に変更できるようにした。地上設置のみならず、屋根上設置案件でも使用できるようにしたほか、高耐食性メッキ加工を施して重塩害地域使用も可能にした。
同社はこれまで、PCS1台用と、PCSを2台背合わせに設置する2台用を販売していたが、このほど、PCSを縦2段に配置する新製品を開発、24年5月に受注を開始した。同社住宅建材事業部営業部営業課の瀬口京太郎チーフは、「設置スペースが限られている場所にPCSを2台設置したいという要望があって、開発しました」と経緯を語る。
最近は、蓄電設備の需要が高まっているだけに、同社は蓄電設備用の架台も開発し、24年1月に発売した。まずはファーウェイの製品を対象としているが、瀬口チーフは、「高さ2mまでの製品であれば、どのメーカーの製品にも対応できます」という。