地域脱炭素の根幹
地域との合意形成
地域脱炭素を推進していくうえで忘れてはならないのが、地域との合意形成だ。地域課題の解決を謳うのだから、再エネも地域に認められなければならない。
FIT開始以降、森林伐採などの開発行為を伴う再生可能エネルギー発電所の建設に対し、地域の反対運動が散見されてきた。最近でも、福島市や奈良県五條市、北海道釧路市、宮城県仙台市などで計画されている大規模太陽光発電所や、北海道石狩市の陸上風力発電所、長らく未稼働のままである宇久島メガソーラー事業に対しても、反対の声が報じられている。
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