中国メーカー復権の真実

無錫サンテックの命運握ったSF-PVの狙い

何培林 副総裁(ヴァイスプレジデント)

経営破綻に陥っていた無錫サンテックパワーの命運は、香港に上場するSF-PV(Shunfeng Photovoltaic International:順風光電国際)が握ることになった。
無錫サンテックが保有する資産を30億元(約484億円)で買収し、さらに20〜30億元の追加投資によって、再生を図る算段だ。彼らの狙いはIPP、太陽光発電所開発にある。

107億元(約1760億円)の負債は一切、引き継がない

「市場変化を読み違え、過剰投資を続けたあげく、何の成果も得られず、キャッシュが枯渇した」とは何培林副総裁によるサンテック評だが、「我々の経営陣には潤沢なキャッシュがある。世界中のどこを見渡しても、SF-PV以上の身売り先は見つからない」。

こうはっきりと述べた。

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