(6) 小規模電力網モデル
事業化へ課題は山積 難易度の高い上級者モデル
再エネの地産地消や地域レジリエンスの強化に繋がる小規模電力網モデル。その意義は大きいが、実証試験の段階でも課題は多く、難易度は高い。
小規模電力網モデルは、地域内に太陽光発電設備や蓄電設備などを複数設置し、既存の電力系統や自営線を用いて再エネ電力を域内で融通し合う仕組みである。再エネ電力の地産地消が実現し、停電時には上位系統から切り離して域内で電力を使うことができるため、レジリエンス(強靭化)の強化に繋がる。国の支援のもと、各地で実証事業が始まっている。
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