宙に浮いた18GW そのゆくえを追う

「普及、地域創造、利益の還元 すべての鍵はメガソーラーの証券化」

くにうみアセットマネジメント 代表取締役 一般社団法人 太陽経済の会 代表理事 山﨑養世 氏

19世紀、16億人だった世界人口は2011年、ついに70億人に到達した。そう遠くない将来、人類は100億人に達するだろう。20世紀型経済を続ければ、いずれは生命の根源である食料や水、エネルギー、そしてそれを取り巻く環境が絶対的な不足状態を起こす。
21世紀型の新たなパラダイムが求められたとき、〝太陽経済〟を提唱する男が現れた。それが山﨑養世氏だ。
彼が生みだすビジネスモデルとは。

太陽経済というコンセプトモデル

エネルギーという観点で見ると、わずか1時間の太陽放射で世界人類が使う1年間のエネルギーを充足させることができる。その太陽が水流を起こし、すべての動植物を育む。かつて人類のエネルギー源といえばバイオマスしかなかった。

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