アンダー50発電所用途拡大
初期負担ゼロ、分譲、ソーラーシェアリング続々
低圧線と接続する出力10kW以上50kW未満の太陽光発電所の建設ラッシュが始まった。企業・団体から個人投資家、そして農家まで、参入業者の層は厚い。この状況下、ユーザーと近いEPC(設計・調達・建設)企業が発電設備の供給とともに様々なサービスを始めている。〝アンダー50発電所〟を賢くつくるには、どれを選べばよいのだろうか。
いまアンダー50発電所のマーケットが盛り上がりを見せているが、その理由のひとつが手軽さである。出力50kWの太陽光発電所でも、800〜1000㎡の敷地と、土地代込みで2000〜2500万円の資金を用意できれば建設できる。系統連系は、住宅用太陽光発電と同様に電圧200Ⅴ以下の低圧線と連系すればよく、接続検討に1ヵ月、建設工事も1ヵ月程度で済むため、実質2ヵ月もあれば完成する。
この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です