メガソーラーの資産を試算
転売市場、早くも到来!?
「あと15年売電できるメガソーラー、どなたか買いませんか」。太陽光発電所の建設ラッシュが落ち着つくと、次に活気づくのは転売市場だろう。資金を早く回収したい投資家と、収益資産を保有したい資産家。両者が存在する限り、太陽光発電所も取引の対象になるはずだ。では、メガソーラーの評価額はどのように求められるのだろうか。
太陽光発電所の転売市場の拡大、その予兆はすでに表れている。20GWまで膨らんだ12年度の設備認定、そのなかに42円売電権をSPC(特別目的会社)とともに売り逃げて高利を得ようと目論むブローカーが多数現れたが、そのこと自体、太陽光発電所が転売の対象となり得、そのマーケットが拡大することを暗に示しているといえるのではないだろうか。
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