失敗しない太陽光ビジネス

[適地確保]

悪徳ブローカーにご用心

「42円で売電できる太陽光発電所を買いませんか。1MWあたり3千万円、いや2千万円で売ります」。いま太陽光発電プロジェクトの販売を持ちかけるブローカーが急増している。完成した発電所の取引ならば欧米で根づいたディベロップビジネスだ。だが最近業界を騒がせているのは〝42円売電権〟つきの土地の売り込みで、完成の目途の立たない案件を売りつける業者もいるらしい。騙されずに適地を手に入れるにはどこに気をつけるべきか。

「まるでバブルの頃に流行った土地の空売りだ」と、語気を強めるのは大阪市のEPC(設計・調達・建設)幹部。12年10月頃からプロジェクトを売りに来る業者が多く、呆れ顔で続けた。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の特集

一覧を見る