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【PR企画】 EMソリューションズ

自家消費用の継電器と直流電源装置の取扱い開始

施工の簡素化、省スペース化を実現

日東工業グループのEMソリューションズ(東京都港区、真野貴明代表取締役CEO)はこのほど、RPR(逆電力継電器)やOVGR(地絡過電圧継電器)、マルチメータを搭載した日東工業製の保護継電器の取扱いを開始した。太陽光発電の余剰電力を電力系統に流さない完全自家消費用途での利用を想定し、UPS(無停電電源装置)機能のある日東工業製の直流電源装置とともに販売していく構えだ。

太陽光発電設備で発電した電力をすべて自家消費する完全自家消費の利用が進むなか、停電時の逆潮流を防止する保護継電器の需要が伸びている。そこで日東工業は、屋外での耐候性に優れた樹脂製の筐体にオムロン製の保護継電器を一式搭載したパッケージ製品を開発した。電波を透過する樹脂の特徴を活かし、PCS(パワーコンディショナ)の制御機器やデータ収集装置などを筐体内に後付けできるようにした。

EMソリューションズによると、継電器類をパッケージ化した新製品を活用すれば設置場所の省スペース化が図られるうえ、配線工事の手間が減り、施工時間は従来の約半分に短縮できるという。同社は施工も含めて請け負いつつ、顧客の要望に応じて製品のみの販売も行う。なお今回の新製品は、すでに日東工業掛川工場や自治体などに導入されている。

保護継電器は外形が幅800mm×奥行き250mm×高さ630mmで、質量は30kg。直流電源装置は外形が幅400mm×奥行き200mm×高さ500mmで、質量は10kg。双方とも、防水・防塵の保護等級はIP44。メーカー保証は1年間である。

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