失敗しない太陽光ビジネス

[発電事業]ビジネスモデルを学べ

「再エネ普及へ投資継続 事業性よりも社会貢献」

SBエナジー 藤井宏明 取締役副社長

太陽光発電のIPP(独立系発電)事業──。それは公共性の高い活動でもある。FIT(固定価格買取り制度)とは、日本国民の負担のうえで再生可能エネルギーの普及促進を図る制度だ。ゆえにそのFITを活用して利益を得るIPP事業者とは、再生可能エネルギーを供給することによって国民生活や経済活動を支える責務がある。その活動は利益偏重であってはなるまい。我が国を代表するIPP企業は、どのような理念を掲げて事業に取り組んでいるのか。ビジネスモデルを学ぼう。

太陽光発電のIPP(独立系発電)事業で先行しているのが、ソフトバンクグループのIPP事業会社、SBエナジーだ。12年度は計12.2MW分の太陽光発電所を稼動させ、今期は50MWを超える予定だ。42円売電権を取得した計画中のプロジェクトは2MW未満のものから最大111MWまであり、合計500MWを優に上回る模様だ。

この記事を読むにはWEB会員専用アカウントでのログインが必要です

ログイン

この特集の記事

その他の特集

一覧を見る